良いお年を。

今日は伏見区内でお庭作りのお仕事。

 

ゆーっくりとしたペースでお庭作りをさせて頂いているお仕事の一つ。

 

 

奥様のご実家のお庭を作らせて頂いているのだけど、奥様普段はお仕事をなさっ

ていてお忙しいのと特に慌ててらっしゃらないので、今年の夏くらいからゆっく

りと始めさせて頂いていて、季節にあった内容を奥様のご都合のいい時にちょこ

ちょこ伺って作業させて頂いている。

今日は大工さんが作って下さった縁側を拝見する、の予定だったけど縁側ができ

上がったらその次が見えて来るだろうという事で、主に土留めの土工事をする予

定で伺ったら、とても素敵な縁側が出来上がっていたのでそれに見合うシンプル

土留めを作らせて頂いた。

 

 

 

といっても今年の作業は一応ここまでで、本格的にお庭作りの続きで伺うのは来

年の奥様のお仕事も落ち着いた2月頃に伺う予定。新たな植栽や移植などがある

ので、その方が木々たちにとっても都合がいい時期。

 

お庭作りでは大切な木々たちのコンディションを考えて予定を立てる事が第一だ

と思っている。という事を奥様もご理解して下さっている。

 

これは本当に有り難い事。

 

 

 

 

これだけ神経を使ってもダメになる時もある。

生き物だから? 

そうだと思う。

季節も、植え替えも、今まで大丈夫だからって次も大丈夫だとは限らない。

人間も植物も同じだと思う。

元気余る姿も、弱々しく立っている姿も、枯れ始めていく姿も、

変わりゆく季節と同じ様に感じて頂けたらいいな、と最近思う。

全ての命は儚い。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。。。

美しいね。

戦国武将たちが庭を見て感じていた事と、今も大きな変わりはないのかな。

日本のお庭の美しさ、かな。

 

 

なーんつって。

 

 

 

 

少し?早い「よいお年を!」を言って失礼した。

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、先日のシロアリ屋さんとのお話。

 

 

 

 

結論を先に言うと、防蟻の継続をお願いした。

 

理由は2つあって、

ウチにはウッドデッキがあるので、これがシロアリを呼ぶ大きな要因になりそう

だと思ったのと、我が家の構造上、他の間と比べるとリビングの床下の空気の流

れが良くなく、湿気が若干多く感じます。と言われたのが継続した理由である。

 

家の基礎の周りに色々な物を置くとシロアリの進入のきっかけになり易い、とい

う事と、シロアリは乾燥に弱く湿気が大好き、という話に心を奪われて(笑)、

振り返れば聞きたい事のほとんどを聞けてなかった。

 

 

 

というか一番最初に言われた、シロアリはどこの土中の中にも居ます。

むしろ黒い蟻よりシロアリの方が個体数は圧倒的に多いです。

 

という言葉が衝撃的過ぎた。

 

 

話は反れるけど、日本の鉄道が使っている枕木にはコールタールを蒸留した

クレオソートという防腐剤が注入されている。

一方、オーストラリアの鉄道が使っている枕木は薬剤未使用である。

 

お客さんの玄関のアプローチで使う予定があるので、いま、我が家のガレージ

に両方の枕木がある。表情が違って面白い。

 

この違いは?

オーストラリアは自然環境大国だから?

日本と違って常に雨が少なく常に乾燥しているからという気候の違い?