伏見桃山。

伏見区内の桃山で剪定のお仕事。

 

 

桃山という地名はその名の通り、桃の木が沢山植わっていたそう。

大学の教授をされているお客さんがそうおっしゃっていたと思う。

今はその話を聞いても全く想像できない景色になっているし、この場所で桃の木を

見た事ないんじゃないかな。山手の方に上がっていくと伏見桃山城や御陵があって

国有林だというのもあるが大木の杉や檜が多く残っているので、そのお話を聞く

まで桃の木のイメージは全くなかったな。

 

 

 

 

門をくぐるとガレージ部分以外の多くに芝生が張られていて、その中にシラカシ

、アラカシ、モミジ、キンモクセイシマトネリコ、カツラ、ハナミズキ、などが

植わっている。いいな。こんなお仕事したいなーーー。

 

 

「あまり大きくならない木をお願いしたんですー」とお客さんはおっしゃっていた

けど、どの木も成長速度が早くてすぐに大きくなる木。

お客さんのご要望が植木屋さんに伝わっていないんじゃないかな。。。

 

 

なんだけど、どの木もあまり元気がない様に感じる。

伸び過ぎも困るけど、もっと元気に自由に伸び放題でもおかしくない樹種なのに。

場所も広いし。土の面積も十分にあるし。

もちろんその木が持ってる個性みたいな、「性」というものはあるので、どの木も

同じ様な様子になる訳じゃない。生き物なので人間と同じ。

でも10本以上あるみんながみんな同じ様に元気が今一つっていうのはちょと、、、

。そんな事もお客さんにお伝えしといた。

 

 

なので少し様子のおかしい木は枯れ枝を取り払って掃除するのが中心で、お客さん

のご要望以外の剪定は最小限に抑える。

 

 

 

今日は剪定と草引きをしたので、明日は芝刈りと仕上げをしに伺う。