隣人に愛されているお客さん。

午前は伏見区内で剪定のお仕事だったんだけど、お客様のご都合で急遽 " なし "

になったので、午前中は事務仕事。でも家でしているので誘惑が多過ぎて、、、

気が付けば小さな娘と同じ目線で床に寝転がっていたり、

気が付けば抱っこしていたり。

進む様な進まない様な。何をしているのかわからない様な。

 

途中、チラシを見たとお電話を頂く。しかも2件!!

一体なんて日だ!(もちろんいい意味で)

早速お見積りに伺う。

1件目のお宅は家の前に生垣などがあるお宅。

ご主人がかなりご高齢なので慎重に内容や金額の確認をしていると、

「あと裏にも少し、、、」と。

後ろをついて歩いていくとそこには広い雑木林が。

少しじゃないレベル。

再びさせて頂く内容と金額の確認をした。

すると「できたらここもやって欲しい」と、また違う場所にあるお庭に案内された。

 

なんで小出しやねん

 

と思わず言葉が出そうだった。

全てを任して下さるとはありがたい。

とりあえずは来週早々に伺わせて頂く事になった。

 

お昼からは家から歩いてすぐのお宅で剪定のお仕事。

でも車で行くっていうのがおかしな感じ。

お客さんはご不在だったけどお見積りの時に内容は伺っているので問題なし。

生垣の剪定を始めていると2軒隣の奥さんが「ここをこういう風にしてあげて」と。

しばらくすると今度はお隣の奥さんが「ここはもう少し切ってあげて」と。

お客さんがお留守だからと、みなさんご自分の家の様に心配されて見に来られた。

最後にブロワーを吹いている時に、音を聞いて仕上がりも見に来られた。

お客さん、隣人の方に愛されているなぁ。と感じた瞬間だった。

 

自分と同じ町内だけど、この辺りも今年に入ってからチラシを配らせて頂いていた。

お隣の奥さんはそのチラシを持ってきて、私もいつか頼もうと思って残していた。

とおっしゃって下さった。

たった1枚の、白黒のチラシを大切にファイリングして下さっていた。

 

チラシを配る方法は幾つかあるけど、全て自分が配らせて頂いている。

 

自分の足で配り歩いて本当に良かったと思える瞬間。

独立してからお仕事をさせて頂いたお客さんはチラシを見てお電話下さった方ばかり。

 

本当にありがたいし、感謝しかない。