赤松。

今日は同じ庭師の仕事をしている自分の同級生の所へ応援に行ってきた。

 

彼も一年を通して結構忙しそうにしている。

 

今日は彼が年間管理をしている、京都市内の由緒あるお寺での剪定のお仕事だった。

 

 

自分の住んでいる京都市から南に外れた場所から、そのお寺のある京都市内の北の端まで1時間以上かかる。。

 

 

緯度?標高??宇治と北区とは気候が全然違う。

とりあえず寒い。

モミジも紅葉し始めている。。。

 

そしてこのお寺の持つ空気なのか、少し引き締まった空気を感じる。

 

 

歴史のあるお寺とはこういう事なのか。。。

 

古木や大きな木々。それらと調和した苔の生した感じ。

時間だけの成せる空間。

 

とても素敵なお寺だった。

 

決して人の手だけでは作り得ない素晴らしいお庭を見渡しながら、大好きな赤松の葉むしりを1日中しているのはとても刺激的でいい経験になった。

 

いい環境で仕事をしているんだな。

 

 

 

赤松はとてもしなやかで美しい。

黒松が男性的だとすると、赤松は艶やかで女性的な木。

 

 

 

黒松よりも赤松の方がよく自生しているから自然なのに。それに美しいのに。なぜ松と言うと黒松なのか?

なんて話をずっとしていた。

仕事は一人が多いから会話に植えていたのかな(笑)