いわゆるブラック企業。

久しぶりの晴れ間だったので?したい事がいっぱい。

あの木も切りたいしここも整えたいし伸びてきた草も何とかしたいしと、欲張り過ぎてめちゃめちゃ慌ただしかった。

休憩もしていないし、ご飯を食べて少ししてから動き出したし。全て早歩きだし。

もうずっとしてなかったけど、こんなのを身体は知っている。

 

 

朝7時に事務所に集合してから、終業の許可が下りる時間まで、歩くことは許されない。基本は小走り。早歩きは〇、普通に歩いている様では✕。普通に歩いていたとしても、ダラダラと歩いている様に写るとマジで怒号が飛んでくる。

「オ”イ”ッ!! なにチンタラ歩いとんねんっ! お前頭蓋骨割ったろか!」 

は、よく聞いたフレーズ。(あー、懐かしいなぁ。)

入社初日にこの言葉を聞いて、「ここはヤバい。」と思って3日目で辞めた人と後から出会った。

事務所に着いた7時前から頭も体もフルスロットルで動いてなくてはならない。

助走はない。もし自分に助走が必要なら、それは出勤前にしておかなければならない。

車でいう暖気してゆっくり走って慣らしていく感じは、事務所に着くまでに終わらせておかなければならない。事務所に着いた時に必要なポテンシャルを例えると、”高速道路での車線変更からの合流” それくらいの緊張感を持たなければならないし、実際に必要だった。

そういう会社だった。

自分はこの手の事でドヤされた事がなかったけど、少し後に入ってきた要領の悪い子は可哀想になるほど言われていた。それも毎日。

社長はいつも日中にどこかに行ってそのままいなくなるので、終業の許可はいつも上司が機嫌を伺いながら電話をして指示を仰ぐ。これが決まりだった。

「もうやる事もないだろう。さぁ帰ろうか...」という雰囲気の中で電話をして、急なミッションが知らされる事だって多々あった。一日たっぷりと仕事をして帰ってきて雑用もこなして、ヘロヘロになってから真っ暗な中で竹を洗っていた事がどれだけあっただろうか。逆に、現場に出る前の朝6時から竹を洗ってる事も何回もあった。

 

 

経験として、厳しい環境での経験というのは、自分の甘い頭の中を捨てさせてくれて追いつめてくれる時がある。

自分は、この会社に入社する前から退社する日を決めていた。

そして入社したその日から退社までのカウントダウンをカレンダーに記していた。

全ての残業と早出と出張と休日出勤(もちろん全て無給)を断った事がないし、二度と来ない毎日の全てが勉強だと全力で取り組んで、携わった仕事の内容は貴重な資料としてメモ帳に残した。全ての機会を逃さず吸収できる様に務めた2年8カ月だった。

 

みんなが優しくて居心地のいい会社で働きやすい会社、だったらどうだっただろうか?

 

そう考えると、この会社での経験があったから今の自分がある、と思ってる。

ひととなり。

なんて素敵な言葉なんだろう。

この言葉に引き寄せられた。

 

初めてこの言葉を聞いた時、「この人にお願いしたい」と思った。

 

 

そして自分も そう思ってもらえる出会いを一つでも多く生みたいな と思った。

 

 

 

 

ずっと前からホームページを作らないと…と思っていて、何ならこの仕事を始めた時にこのタイミングで作らないと!と思っていたんだけど…何もせずに8年が経ってしまった。

少し前にとてもいい出会いがあって、今その方にお願いしてホームページを作って頂いている。

 

ホームページに使う写真と動画の撮影をして頂いたんだけど、これが難しいというか。何というか。カメラの前にいるだけで、想っている事をほんの少しも話せない自分のポンコツに凹むというか。でも現在進行形で、目の前にはレンズがこっちを見て待っているので凹んでる時間なんてないし、切り替えにゃいかんけど気持ちだけが焦って頭の中には何も入ってこなくて真っ白のままだし。。。歩き方を忘れるレベル。

自分だけ汗だくになって、頭と表情だけがどんどん硬くなっていってって。

 

何十年も生きてきて、それなりに経験値がある筈なのに、こんなにもできないのか。

「カメラの前で喋って下さいって言うと、みなさんそうなりますよー」

と笑顔で優しくフォローして頂いたけど。けど。

 

いい写真が撮れたとおっしゃっていたので出来上がりが楽しみ。

 

環境を大きく変えないと、と思って今年の年頭から少しずつ動いていたので、色々と忙しくなってきた。まだ少し時間がかかるけど、これが上手くいい出会いに繋がっていけばいいな。

 

 

 

 

ソロの木。

1年に一回?2年に一回?でも最後に切ったのはもっと前だった様な気が。。。不定期に、シンボルツリーの剪定依頼を頂くお客様。

 

ソロの木 といって、とても柔らかい雰囲気を持つ美しい樹形の木。

久々に登ったけど、だんだんと山の木になってきている。

ここはロケーション的に、日中は人通り車通りがとても多いのでとても作業ができないのと、このビルに入っているお店が営業するまでには終わらなければならないので、作業ができる時間は限られている。

お客様からの電話で木の様子などの話を聞いただけで剪定前に実際に見に来ていない。様子を見て必要なら薬剤散布をするかも知れない。

そしてもう一つ。店舗も多いけど住宅も多くある中での早朝なので、ブロワーや動噴は結構音が大きいから使えない。それも踏まえて朝7時前から始めた。

 

 

 

終わる頃にお客様が見に来られた。「良くなったと」喜んで頂けてよかった!

この木の持つしなやかさや雰囲気を気に入ってらっしゃるので極端な切り方をしたり小さくする事を望まれてらっしゃる訳ではなく、薄暗く鬱蒼としてきたので「ちょっと、何とかして欲しい」という感じ。

薬剤散布も含めて予定通り、9時半までには終わった。大きい木なので思っていたよりも時間がかるので、早い目に動きだしてよかったー。

 

 

朝早くから散歩している人が多い。これも少し前とは違う光景。

海外旅行に行っても、欧米の人は早朝から散歩をしたり走ったり身体を動かしたりしていて、日本人は朝食やチェックアウトまで旅館やホテルの部屋でゆっくりしている様に感じる。

 

早朝からの仕事などでその後はー、

洗い出しの土間打ち。

経年劣化でひびが入ったりして見た目が良くなかったコンクリートを解体してから、板石を据えたりして新たに土間を打つ準備をしてきた。

 

お客様のご都合で予定が合う日としか作業ができないんだけど、偶然というか上手い具合に雨の合い間を縫って作業ができている。今日も雨の合間一つ。

ついている。雨予報だったの天気に恵まれてよかった。

 

 

 

外構工事は金田屋へご相談ください

段取り八分仕事二分。

朝から剪定作業。難しい庭木はあまりないけど、ここのお庭は樹木の数が多いのでどう攻めるのか。イメージはしてきたけど進めながらさらに煮詰めていく。

 

山茶花も椿もヒュウミズキもクチナシもヒバも躑躅トキワマンサクも全部が丸い。

 

んな訳ないだろう。

 

全部の庭木が丸く刈ってあるので、できるだけその植物の持つ個性を表現できる様に意識をして切り進めていく。何もかも丸である必要はないでしょう。

 

 

段取り八分仕事二分って言葉がある。

段取りの大切さを説く言葉。

「動けばええっちゅうもんちゃうで。」

昔、おじいさんの職人さんがよく言っていた言葉。本当にそう思う。

現場の進捗も現在進行形の現場の美しさも何もかも、もちろん完成した美しさも。段取りの良し悪しで大きく変わる。

色んな意味で余裕のある時は、多少外れた事をしても時間を他の事に使っても最終的なリミットの中で納まれば全然問題ない。だけど余裕のない時、例えば時間的に余裕の少ない時はその時間の使い方がとても重要になってくる。現場での一挙一動の時間の差が1分、5分と違ってくると、上手な人と下手な人では一日で30分や1時間は余裕で変わってくる。剪定は作業工程が少ないからマシだけど、多様な複数の工程が、しかも複雑に入ってくる庭作りや外構工事などでは更にもっと変わってくる。

 

職種に関係なく全ての仕事に言える事。

段取り八分。進捗と進め方はとても大事。

 

 

途中から、土間を打設予定の現場に行って散水栓や量水器などの不陸調整と下地作り。

週末に打設する予定だけど、天気がどうなるかな。。。

土間は洗い出しなので、少雨決行多雨延期。

記念日。

今日で何回目??お互いにもう数えてないけど、付き合った記念の日。

 

この日は外食をしに行く日と決めていて毎月この日はどこかに食べに行っていた。

だけど彼女たちが生まれてからしばらくの間は行けなかったけど、いつの頃からか行く事ができる様になって復活。

 

まだまだ騒がしいのでゆっくりと食べれないし、色々と考えると食べ放題の様なお店しか選択できないけど、それでも2時間までは大人しくしていてくれるまでになった。本当に彼女たちの成長に感謝しかない。

 

そしてこれもいつからか忘れたけど、この外食にカミさんの同僚も呼ぶようになった。

家族でのご飯に気を遣わずに来てくれる感じが楽しいし、子供たちも名前で呼んで懐いているこの様子を見ているのも楽しい。

なので、この日の予約はナチュラルに5人で予約する様になった。

これもまた面白くて好き。

 

伝票を探していると今日は父の日だからって、カミさんが支払ってくれた。

そんな日があるのは知ってたけどよく意識していたなー。

感謝を伝えることが得意じゃない彼女が感謝の言葉も添えてくれた。

そしていつもの様に行きは運転席、帰りは助手席。

 

今日もとてもいい日だった。

明日からもがんばろ。

ドラマティック。

今日も剪定のお仕事。

遠く離れたところにお住まいの息子さんからご実家のお庭をキレイにして欲しいとご依頼を頂いた。2年振り?かな?その割にはあまり伸びていないけど。

 

作業が終わって後片付けをしている時に、すぐ近くにお住まいの奥様とバッタリ。

この奥様とは色んな所で色々とご縁がある。

「毎日通って世話をしていた両親が二人とも立て続けに亡くなって、急にする事がなくなっちゃて。。。何しよう?笑」とおっしゃっていた。

色々あったんだろうけど、明るい感じでよかったと感じた。

 

自分も6年ほど前?に父親を亡くしたけど明るかったかな?

映画やドラマの世界の様に、泣いたり叫んだり御飯がのどを通らなかったりとドラマティックに落ち込まない自分を見て、「俺ってドライなのか?」なんて思ったりもしたけど、現実に処理しなければならない事はとてもスピーディーに、そして次々とやって来るので泣きくれてる暇はないと感じた。

「もしあおいが死んだらぱぱどうする?」と最近上の娘がよく聞いてくる。

「あおいが死んだらぱぱ生きていけへんわー」と言うと、「えー、なんでー」と言いながら満足そうにドヤ顔をする。このやり取りをもう何回もしてる。

でもこの質問は想像しただけでも泣けるし、マジで立ち直れない気がする。

あ!ここか、ドラマティックなのは!

空調服。

抜群に暑い。

空調服は本当に我慢できなくなるまで着ないで行けるとこまで我慢しよう。。。なんて事を思っていて、まだ着ていない。

あだけど空調服のバッテリーはフル充電完了で、すぐにでも使える様にスタンバイしている。

そんな事を考えながら車で走っていると、外仕事の人はすでに空調服を着て仕事している人が多い気がする。最近の暑い日は30度を超えているのでそうだよねー。

 

もうすぐして結局着るのならもう着てもいいんじゃない?

なんの我慢??なんて周りに言われたりする。そうなんだけど…なんていうのかな。確実に暑さに弱くなる気がして、空調服がないと夏の仕事を乗り切れない気がして。着ると当たり前に体は楽なんだけど、気分はスッキリではない。

 

朝は先日剪定をさせて頂いたお家にある枝垂れもみじの薬剤散布。

カイガラムシとアブラムシの被害がでている。

カイガラムシは剪定をさせて頂いた時に取ったので、今日は2回目の薬剤散布。

その後は次の仕事の打ち合わせ。

 

そこからの、改修工事の現場作業。

経年劣化で土間のコンクリートにひびが入ったり割れてきたりしていたので新しくする。

思っていたよりも現場に入るのが遅くなったので、今日は板石を据えるだけになってしまった。今日初めて体を使っている感覚。

 

この板石の上にシャッターが下りてくる。

そして抜群に陽当たりがいい。土間うちは今週末の予定。いい天気のうちに打設してしまわないと。梅雨がすぐそこまできている。