バカなのか。ヒマなのか。

ここ数日、京都市内で剪定のお仕事。

 

今日のお宅は公立高校のすぐ近くにある。

8時頃から学校の前にたくさんの人だかりができていた。

 

何なのかなー

 

と気になりながら剪定のお仕事を続けていると

家から出てきたお客さんが、

「今日は公立高校の受験の日なのよ。」

 

そうか!だから親御さんらしき人もたくさんいたのか!

 

 

高校受験も未来を左右する大きな岐路の一つ。

それはどこの高校に進むのか、公立なのか私立なのかではなく、

進んだその先でどんな人に出会って自分が何をするのか、だと思う。

 

それが良いか悪いかではなく、どこに進むかで今後は大きく変わる。

 何を選択しても、未来は大きく変わる。

 

 

君たちに素晴らしい出会いがあります様に!!

 

 

 

 

 

 

作業中に一本の電話が鳴った。

 

 

 

声からすると自分より年配の男性みたいだけど、

 

「他の造園屋に手伝いには行かないのか」 とか

「なんで行かないのか」 とか

「自分は造園組合に入っている」 とか。

 

話を聞いていても何が言いたいのかよくわからない。

少なくとも剪定して欲しくて電話してきた人じゃないみたい。

 

 

これは何の電話??

向こうは気付いていない間違い電話??

酔っ払い??

年寄りの暇つぶしの電話??

 

色々考えながらも自分の仕事は接客業、かつ営業職でもあるので、

様々な可能性を考えて慎重に話を聞いてみる。。。

 

 

相手の話す言葉を集めてみると、

 

「自分は城陽市で植木屋をしている。」

「造園組合にも入ってる。」

「他の植木屋が入っていそうな家にはチラシを入れるな」

「庭がほったらかしの家にチラシを入れろ」

 

みたいな事だった。

 

要するに、

「自分のテリトリーにチラシを撒くな」

「自分の仕事を奪いに来るな」

という事なのかな? 

 

何が言いたいのかよく分からないけど…。

 

 

 

聞いていたら疲れてきたので

「はいはいはい。わかりました。ありがとうございます。では」

と言って電話を切った。

 

 

電話を切って通話時間を見ると10分だった。
 
10分もこんなしょうもない話に付き合わされていたのか!?
そう思うと後から無性に腹が立ってきた。

 

アホなのかこの男は。

話をまとめてから電話して来い。

なんで自分がアホの話を聞いてまとめないとダメなのか。

 

 

 

こんなのが未だに居るから、

「これだから植木屋の業界は…」と言われるのだ。

 

 

 

 

思い出すとマジで腹が立つ。

 

 

 

どんだけ暇なんだ?!

 

自分の仕事を奪いに来るなとわざわざ電話をかける神経が理解できない。

 

自分から電話しておいて、そんな簡単な日本語もまともに話せない。

という事は、意思の疎通もきっとまともにできないだろう。そんな

植木屋に庭を預けなければならないお客さんの気持ちになってみろ。

申し訳ないと思わないのか?

もう少し言葉を勉強しようと思わないのか??

 

 

 

 

 

どんな植木屋か知らないけど、わざわざしょーもない電話をしてくる

位だから所詮そのレベルの植木屋なのだと思う。

 

 

他人のしている仕事にグチグチ口出しする暇があるのなら

己の技術を磨け。

知識を深めろ。

本でも読んで言葉を学べ。

 仕事が必要ならそれなりの行動をしろ。

 

 

 

 

 

ただのバカなのか。よっぽどヒマなのか。

 

 

 

 

 

 

希望と可能性に溢れた受験生と

人の時間までも無駄に使う暇な植木屋。

 

 

 

同じ時間帯にある両極。

 

年齢や性別は一切関係ない。

すべては自分次第。