地域情報誌からのお客さん。

 一昨日は初めてのお客さんのお家で、剪定や枯れ木の伐根。

昨日も同じお客さんのお家で新たな植栽をさせて頂いた。

 

奥さんはお茶をなさってるとお聞きしたので、事前にお茶花をリストに挙げて

その中から、ワビスケヤマアジサイムラサキシキブを選んで頂いた。

 

お見積りではヤマアジサイの一般的な一株の価格を記載したけど、造園資材屋さんに

調達しに行ってヤマアジサイを選んでいた時、光って見えるのが一株だけあった(笑)

他のでもいいんだけど、あそこに植えるヤマアジサイはコレ!と

もぉ頭の中でイメージが出来上がってしまった…。

 

これを植えたい!!

いわゆる一目惚れ。

こうなると他のでの代替えは考えられないので、予算とかは関係なくなってしまう。

 

往々にしてこういう事はよくある。

当たり前だけど植木も人間と同じで、同じ木は2本としてなく、

出会った樹木は目の前にある唯一そこにしかない。

 

値段を見ると普通のヤマアジサイの6倍…。

一般的な金額でお見積りしたので、予算の6倍でもある。

マジかーーーーっ

 

 

 

風の通り道でもあり、日中はほぼ日が当たる、割と過酷な環境。

伐採したオリーブは去年の台風で幹が傾いたまんまになっていた。

年々自然の被害が大きくなってきているけど、元気に逞しく育って欲しい。

 

しんどくても辛くても、水が足りなくても多すぎても植物は声を発さない。

綺麗な花をつけてくれたり元気に伸び伸びとしている姿を見て、

「元気にしてるみたい。よかったー。」となるんだと思う。

だから、植栽をさせてもらったお宅へはまめに見に行くように心がけている。

 

なんか、まるで植木屋さんみたいな事を言っている