空調服で一つ思ったこと。

昨日から仁和寺のすぐお隣にある霊園に剪定のお仕事。

 

 

お話を頂いて今年で3年目。

毎年お盆前のこの時期に伺っている。

 

作業をしていると、まだお盆前なのにけっこうお参りに来られている。

そりゃそうか。

職業も色んな職業があるし、休日も職種やそのポジションによって様々か。

 

 

 

暑いのだろうけど、空調服があるからかなりマシ。

良いのか悪いのかは分からないけど暑いけどそんなにペースが落ちない。

真夏の炎天下にいても、そんなに休憩しなくても動ける。

これはスゴい!!

 

 

 

一つ思ったことは、

これは日本人だから思いついた商品じゃないかな、という事。

 

 

 

 

零戦は素晴らしい性能を持っていた。素晴らしい性能の一つに、航続距離が当時の海外を含めたどの戦闘機の機体よりも長かったという記事を見た。

 

 

ずっと、ずっと、長く飛び続ける事ができたのだ。

 

いつ敵機に遭遇してもおかしくない、という緊張は精神を極度に疲労させてしまう。

だから通常、パイロットは戦域を継続して長時間飛行しない。

人は緊張感を長く維持する事はできない。

というか、そういう風にできていない。

 

 

だから、アメリカ軍は航続距離を延ばすのではなく空母を建設したのだと思う。

できなかった、のではなく、しなかったのだと思う。

そういう事から、” 悪魔の発明 ” とも呼ばれていたみたい。

 

 

 

10分を短縮する為に数億円のお金を使ってトンネルを作ったり、

エレベーターには”閉”ボタンがあるし、

通勤で駅に向かう人が走っている光景をよく見かけるし、

走っていなくても多くの人は神経質な顔をして早歩きだし、

新幹線は1分1秒を短縮しようと、光の速さで走っている。

 

 

 

みんな働くのが好きなんだなー

 

 

日本人が勤勉とはこういう事を言っていたのか。

 

 

 

この空調服はとても有難いし、助かっている。素晴らしい商品だと思う。

だからこれだけの商品が出回っていてたくさんの人が着ているのだ。

 

 

 

だけど自分は、常には着ないと思う。

 

暑いと言って日陰に入ったり、少し涼んで休憩したりして

少し離れた所から現場の様子を見るのもいいものだし、

なんだかそういうのが 夏らしくていいじゃないか、と思う。

 

 

また自分の仕事はそういう仕事だと思う。

 

 

 

明日から3日間は知り合いの庭師が手伝いに来てくれる!

助かります!!