グチグチ愚痴。
今日は知り合いの所へお手伝いに。
現場仕事では共通してこれを応援と言う。
4tダンプに乗って、現場から処分場まで残土の運搬。
一日中なのだ。
これが結構大変。
車の運転は得意だけど、好きな方ではない。
一日中同じ体制で座りっぱなしはなかなか…
携帯電話を触ったり本を読んだりできない。(当たり前。)
赤信号で止まってはまた進み、また赤信号で止まる。
これの繰り返し。
そして目の前の状況は常に変化する。
これに対応しなければならない。(これも当たり前。)
そう、当たり前なんだけど、、、運転している間本当に何もできない!
いや、当たり前の事なんだけど、本当に何もできない。
これがとても不自由というか窮屈というか。
向いていないというか。
プロのドライバーに尊敬しかない。
京都の道は狭い。そして電柱が道路に張り出している所が多い。
邪魔でしかない。
電柱がなければ車同士の離合なんて何てことない道なんだけど、
電柱が道路に張り出しているが為に、すんなり離合できない。
電柱一本かわすのにお互い譲り合いをしないと前に進めない!
なんて邪魔臭いんだ!
そしてなんという時間の無駄!
そもそも電柱は前の戦争で焼け野原になった街に電気を通すのに 、
とりあえずの”仮” で電柱に電線を括り付けたのが元々だと聞いている。
そのとりあえずを放置し続けたのが今に至る訳だろう。
国も、地方自治体も、電力会社もこの ”とりあえず”を放置し続けた
から、今の様にどうにもならなくなってしまったのだ。
みんな自分の家の前に電柱があるのは嫌だ。
だから家と家の境界ラインに近い所にあったりする。
二階の窓を開けて電線が目の前にあるのも嫌だ。
台風や地震の自然災害にも弱いし、万一倒れた時には道路を封鎖して
緊急車両の通行さえも妨げてしまうだけでなく、感電の危険性もある。
街路樹は電柱と電柱の間に苦しそうに立っていて、電線を突き破って
上に伸びている。その見苦しい事極まりない。
そして何より、美しくない。
日本の空は汚いと言われる原因もここにある。
空は綺麗だけど、電柱と電線が景観を台無しにしている。
そして息苦しく感じる。
今更になって地中化なんて進めたくても簡単には進まないだろう。
とりあえずで放っておくからいけないのだ。
よほどの事がない限り、自分の生きてるうちは大きく変わらないだろう。
それは自分の様な素人目に考えてもすぐにわかる。
電柱と電線を維持し続けるメリットはどこにあるのか??
デメリットしかない様に思うけど??
世界の先進国の中で、電線の地中化がこんなにも進んでいない国は
日本だけだ。プロパガンダにも似た自画自賛でハッピーなテレビ番組
で溢れている。喜んでいるのはないも知らない無知な日本人だけだ。
ジャーナリストの竹村健一さんが昔テレビでおっしゃっていた。
「 世界の常識、日本の非常識 」と。
昔と何も変わっていない気がするな。
だから?じゃないけど、我が家はテレビは全然見ない。