檜の幹が腐っている。
去年、お客さんに切って欲しいと言われていた大きな檜と杉を切る時期がやって来た。
伸び放題になっている杉や檜を強剪定するには今頃がいいと思うから、お客さんに
今時分にしましょうと去年言っていた。
ボリューム的に1日では終わらないので、たぶん2日位かかると思う。
モリモリに広がったハランは、増え広がり過ぎた範囲を縮めて、間引いたり
色の悪いのや枯れたのを抜いたりした。
上に伸び過ぎて大きくなり過ぎたマサキは、去年に切り戻して透かした。
いい具合に懐から芽吹いてくれていたから、今回は更に下まで切り戻す事が出来た。
大きくなり過ぎた庭木を小さくするには一度ではなかなかできない。
段階的に、芽吹いた所まで切り戻して、また下の方で芽吹いてくれればその芽吹いた
所まで切り戻して、の繰り返し。
切り戻そうにも芽吹いてくれなければ切り戻す事ができない。
この木の持つ生命力とか樹勢とかに頼るしかない。
キンモクセイも同じで去年小さくしたんだけど、これもまたいい感じに懐からたくさん
芽吹いてくれたからお客さんの希望通りに一回り小さくした。
今の感じを見ているともう一回り小さくできそう。
そして檜。7メートルくらいのが2本ある。
これは透かして強剪定。
今日登る前に初めて間近で見たんだけど、1本は反対側の幹が3分の1か4分の1程
下から上までずっと腐っていた。マジか…。これを登るのか。
幹の中がどうなっているのかは分からないからどこかで折れるかも知れない。
できるだけ気を付けるしかないか。
高いままで置いておいても危ないので、お家の方に説明をして背を低くした。
それに合わせてとなりの檜も切り下げた。
自分の背丈ほどある大きなクチナシは透かして小さくした。
そして入口にある大きなキャラボク。
もともとはもっとコンパクトに収まっていたみたいだけど、気が付けば大きく
なっていたそう。生垣や刈りモノの話でよく聞く話。
今は軽トラでさえ入らないけど昔は乗用車も入れていたそうなので、娘さん達の乗用車が入る様に広げて欲しいと。
はげはげになってしまったけど、何年かかかってまた緑で埋まるだろう。
一つあたりのゴミの量が凄いのでゴミがパンパン。
今日は檜のゴミの量がすごい。
明日は株立ちの7、8メートルくらいある杉の木の強剪定。
明日のメイン。