何ハラ?

以前に外構の一部と植栽をさせて貰ったお家で、外構のやり直しというか

作り替えの話が出ているので、現調に行ってきた。

 

建物も外構を含めた全体の雰囲気もクールでカッコいい。

何がどうしたんだろう??

 

お話を聞いていると、こういう事。

お家の周りに栗石が敷き詰めてある。

近隣の方から、

「 もし地震が起きたら接地している道路側に崩れてくるのではないのか? 」

と安全性を問われたとの事。

 

はっきりいって余計なお世話。

 

もしも~たらればの話。

自分が一番嫌いな話の類。

 

それを言い出したら、地震でずり落ちた屋根瓦が落ちてきて人に当たるかも知れないし、古いブロック塀が倒れてくるかも知れないし、少し高い所に置いてある植木鉢が落ちてきて人に当たるかも知れない。カーポートの屋根が剥がれて飛んで行って他の家に直撃するかも知れない。

 

分別なく何でも危ない危ないと、馬鹿の一つ覚えの様に騒いじゃって。

じゃあそれらの疑いのあるものを片っ端から撤去させていくのですか?

去年の台風の脅威を見たからといって、トタン屋根は全て撤去さすの?

屋根瓦がたくさん落ちたけど、危ないからといって全ての屋根瓦を撤去さすの?

 

そんな事をいったらキリがない。

 

もーねー、本当にウンザリする。

て、何に?

グローバルスタンダードで言うと、地震が発生する構造と原因はとても複雑で、一つの事象が起こったからそのまま地震が起きる訳ではない。もっと複雑で、地震が起きるには色んな出来事に起因する。分析をする事は自由だけど予測は不可能。というのが一般的な考え方。プレートの境い目や地殻の下を見た人が一人でもいるのか?

日本がやっているのは予知の様なもの。と言われる。

占い?

それに多額の国費をつぎ込み続けている。

地震予知に関連して、その分野で研究している人や携わっている人がたくさんいる。

それに乗っかった防災グッズも沢山販売されている。

れっきとしたビジネスの分野。

 

地震の危険性を過剰に煽って人にパニックを起こさせ、その様子をここぞとばかりに

伝えたいマスコミと、まんまとそれに乗せられている人たち。

 

 

施工していて危険だと感じる認識はなかった。問われるまでは。

平たく並べてある栗石が崩れ落ちるならば、それより前に鉄筋も入っていない垂直に積んである石垣や背の高いブロックの方が崩れると思うけど。

 

お客さんも大変だな。

新しく他所から来たから、昔からいる地の人とは上手くやっていかないと。

という考えはきっとあるはず。