コンパクトな街。

京都市内の一乗寺にあるお宅で剪定のお仕事。

去年も伺わせて頂いた。

モミジ、椿、サザンカキンモクセイムクゲ、ちょっとした松、、、、。

 

感覚的に自分の家からそんなに遠くない気がするけど、移動に50分位かかる。

でも車で走っているとすぐに着く。近いのか、遠いのか、よく分からない。

宇治に引っ越してから1年半程が経つ。何も決まっていないけど、漠然と宇治で仕事

をするつもり、というか、引っ越したからそうなるのだろうと思っていた。

だけど実際は、京都市内の北の方にしょっちゅう来ている。

先週も来たし、一昨日も来たし、来週も伐根のお仕事や植木を買いに来る。

これ程までとは予想していなかった。

京都はとてもコンパクトな街。

考えてみれば、市とか区とか、行政的な分類はただの分類でしかない。

 

オーストラリアに1ヵ月ほど旅行に行った時がある。オーストラリア国内の動植物や

生態系がとても大切に保護されていて、自然も空気も海も澄んでいて綺麗で、とても

魅力的な町だった。朝に散歩をしているとカンガルーが走っているのを見かけたし、

泊まっていたシェアハウスの庭にはペリカンが遊びに来ていた。こんなに自然が近い街も中々ないと思う。だけど町の何もかもが、1ブロックがとても大きくて移動が大変だった。住宅街に歩いてる人の姿はほとんどなく、みんな車での移動が主だった。

自分はコンパクトな町で生まれ育ったので、歩いて移動できる大きさの街、歩いていて色んな人と行き交う様な、京都と同じ様なコンパクトな街が面白くて好き。